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目まぐるしい季節がわり

温度差で自律神経も大忙しです

· 院長ブログ

いつも院長ブログをご覧いただきありがとうございます(^.^)

早くも9月、和菓子屋さんには栗蒸し羊羹が並ぶ季節になりました。旬を美味しく楽しむ、大事なことです!しかしこの半月ほど、お盆の頃に梅雨が戻ったかのような長雨かと思えば急激な真夏の暑さが戻り、そしてまた雨、今日も晴れたり曇ったりと、こんなに日々気温の変わる夏の終わりも珍しいですね。

今日は天気予報が外れたのか目覚めたら日差しが!ちょっとしたドライブで気分転換できました。

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昔から「気温差が大きいとかぜをひきやすい」って聞きませんか?人間は恒温動物(体温を一定に保つ能力がある動物)です。気温によらず体温を保つために自律神経という神経系が自分の意識していないところ一生懸命働いてくれているのですが、暑い日に自宅外と内でも大きく温度変化があったり、また日によっての温度差が大きいと、自律神経も大忙しで日々調整しなければいけなくなり、バランスが乱れることになってしまいます。これにより頭痛やめまい、冷え症などで悩まれる人があったり、夏風邪のような感染症を起こしやすくなると言われています。

ちょうどコロナ禍、第五波の真っただ中、この新城でも二桁の感染者数が報告されることも見られ始め、田舎の開業医として第一波についで二番目に緊張感が高まるこの頃です(T_T)特に現在流行中のコロナウイルスはかなりな若年層にも症状を起こし、そして周囲への感染力も強いという点でこれまでのコロナ禍より慎重な行動が求められる時期となりました。

市内の小中学校ではついにこの二学期初めはオンライン授業となっています。学校に行けない子供さん、行かせれずに大変困ってみえる親御さん方もみえると思います。大切な学びや交流の機会が変わってしまうことは本当に残念なことですが、視点を変えれば子供たちを守ること、家庭をひいては親御さんたちの職場をも守ることにもつながる決断を市・教育委員会はされたとも言えます。

ずっとでは困りますが、オンラインでどう相手に思いを伝えることができるのか、どんなことが伝わりにくいのか、対面でのコミュニケーションの大切さを知る良い機会かもしれませんね。うちの子供たちは、、、夏休み延長のような気分でラッキーと言っています(ように感じます)。

これまで同様当院では院内感染対策をしっかりと行いながら、かつ必要な医療が提供できるよう「かぜ外来」など皆さんにもご協力いただきながら診療を継続していきたいと思います。

今一度、感染対策を確認しましょう!リンク:「3つの密を避けるための手引き(首相官邸)」