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短い秋 

このまま季節が止まってほしいと思う院長

· 院長ブログ

いつも院長ブログをご覧いただきありがとうございます。

しばらく診療内容の変更などの告知ばかりでしたので、今日はシンプルに徒然なるままに・・。

昨日は肌寒い一日でしたね!本来なら地元八幡神社のお祭りだった週末、笛やお囃子、爆竹の音や大人子供の笑い声が響いて賑やかな時間のはずが、今年は新型コロナの影響で町はひっそり。肌寒さが増して感じました。

今日は午後からは日差しも戻り、夕方は秋の気配がしっかりと。少し子供と愛犬をつれて桜淵まで足を延ばしてきました。遊歩道も一部整備されて駐車場もきれいになり、後は人が戻るのを待つばかり。来年の春、桜の時期が楽しみですね。

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そんな春を夢見ながら、現実に目を戻すと医療界にはこの冬大きな壁が立ちふさがります。そうです、診察だけでは区別がつかない新型コロナやインフルエンザが流行する可能性がある、かぜシーズンが。。。。

オーストラリアなどの南半球では、この冬場(日本の季節と反対ですからね)インフルエンザ感染症が激減したそうです。感染対策や行動制限が日本よりも厳しく行われた国での結果です。ぜひ、これから冬を迎える北半球もそうであってほしいと心から願います。

医療機関としてはインフルエンザが流行してしまったことを想定しながら今から対策をしっかりたてています。が、例年のようなインフルエンザ患者さんが多くなってしまったら、、当院でこれまで2回行った「かぜ外来」を再開する予定ですが、それでは診療時間が足りなくなるでしょう。国はまず発熱したらかかりつけ医に電話で相談してから受診の相談を、という方針をとるようですが、相談数が多ければそもそも電話もすぐにとることも難しいと思います。しかもこの冬はかかりつけ医でもインフルエンザや新型コロナの検査をある程度していくことが求められています。

インフルエンザを含めたかぜが流行ってしまうと、大変な冬になることは容易に想像できてしまうんです。。。。。

もちろん医療機関のこの大変さは、そのまま医療機関を利用する患者さんの不便さに直結します。発熱しても診てほしいときに診てもらえない。電話も繋がらない。そもそもそんな時期の医療機関に行くのもなんだか怖い、などなど。

そんな大変なことばかりでなく、患者さんも医療機関も穏やかに過ごすことは想定できないのかといわれると、そんなことはありません!

この半年皆さんが意識し日常習慣として身に付きつつある三密を避ける行動、マスクや手洗い、消毒などの感染対策を今一度再認識し、全国民が生活・行動をしていけば最小限の不便さ、大変さで済むはず。もちろんご自身の信念に反しなければ、インフルエンザワクチン接種を受けていただくことも選択肢の一つです。

Go-to トラベルやイートなど経済対策は大事だと僕も思います。家族、友人のオンラインではない本当のコミュニケーションも大事だと思います。しっかりとした感染対策が行われた上での経済活動やコミュニケーションであることを一医療者として切に祈る、そんな秋の夕暮れでした。

 

結局新型コロナのことが頭から抜けない院長ですね。

 

夜になってまた冷えてきました!みなさん、お布団の調節など朝晩の温度変化にしっかり対応して、栄養をとり、夜もちゃんと寝て、体も適度に動かして。そんな健康な日常をなるべく意識しましょうね!  うちは今日の夕食は家族たこ焼きパーティで暖まろうと思います✌

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